■歴代のくいしん坊

10代目 宍戸 開   (1998.1〜1999.12)
宍戸錠くいしん坊(4代目)と、親子2代に渡ってのくいしん坊役に注目が集まりました。
これも長寿番組ならではの成せる業。名前のとおりオープン(開)な性格で、どこへ行っても誰とでもすぐに打ちとけます。趣味のカメラで撮った、ロケ先での写真も話題を呼んでいます。

9代目 山下真司   (1994.1〜1997.12)
茶目っ気たっぷりで素直な性格が親しみやすく、子供からお年寄りまで、幅広い出演者に恵まれました。 「これ、見るからにまずそうですね」という無遠慮な語り口も、撮影現場では逆に好評で、たくさんのファンに支持されることになりました。

8代目 辰巳琢郎  (1991.1〜1993.12)
さわやかな食べっぷりが印象的なくいしん坊。若い視聴者層からも、さまざまな声が寄せられるようになりました。 出演者も未婚女性の参加が増え、伝統的な郷土料理ばかりではなく、創作的なふるさと料理も数多く登場しました。

7代目 村野武範  (1988.1〜1990.12)
陽気なおしゃべりで取材現場を和ませ、出演者をリラックスさせることが第一。釣りも得意で、魚料理と麺類が大好き。特に蕎麦とうどんは、撮影が終わった後もよく食べていました。
「麺は別腹」とはよく言ったものです。

6代目 梅宮辰夫  (1985.1〜1987.12)
豪快な食べっぷりが、いかにもくいしん坊らしいと評されました。
趣味が高じた料理の腕は折り紙付きで、ロケ中にも港や市場で手に入れた新鮮な材料を使って、みんなにご馳走していました。
NGも豪快に飛び出すので、某NG番組でみごと大賞に輝いたのもこの人です。

5代目 川津祐介  (1984.1〜1984.12)
健康指向派で、食べ物を大事に食べていました。「一口百噛み」といって、よく噛んで食べることを心がけました。 そのため感想の言葉が出てくるまでに時間がかかり、「う〜ん、う〜ん、う〜ん」とうなずく表情が印象的でした。

4代目 宍戸 錠  (1982.1〜1983.12)
銀幕のイメージとはまったく違う親しみやすさで、漁師さんや農家のおばあちゃんたちの中で話し込んでいました。
いつも料理をおいしく食べるために、なるべくお腹を空かせることを一番に考え、よく体を動かしていました。

3代目 友竹正則  (1979.1〜1981.12)
食べ物への興味が人一倍強く、勉強熱心。どんなに珍しいものでも躊躇することなく、よく食べました。
お酒をいただいたりすると陽気になり、取材先でも自慢のノドを披露してくれました。とにかくよく食べ、よく飲んだものです。

2代目 竜崎 勝   (1977.4〜1978.12)
作ってもらった料理は、残さず食べるように心がけていました。たくさんの言葉より、おいしそうに食べる顔もひとつの表現法。
「くいしん坊、人の情の食べ歩き」という名句を、色紙によく書いていました。

初代 渡辺文雄   (1975.6〜1977.3)
くいしん坊スタイルの元祖。「おいしい」という言葉だけでは伝わらない、味の表現に苦労していた時、ホヤをご馳走してくれた岩手の漁師さんに「口の中が涼しかろう」といわれて納得。
いろんな味の表現を編み出すきっかけになったというエピソードは、今でも語り継がれています。