ベトナム・ハノイ ロケハン編

2009.01.29

情報バラエティ部 溝口憲司

「EKIDEN」

それは、1泊3日の弾丸打合せツアーから始まった。行き先はベトナム・ハノイ。
突然「ベトナムに行け!」と云われ、その3日後には"機上の人"になっていた。
メンバーはプロデューサー・吉見、作家・田口、そして僕の三人。
飛行機の中でもらった企画書を開く。「EKIDEN」。(それがこれから始まるとんでもない番組のタイトルだった。)

スポンサーはHONDAベトナム。代理店はベトナムの電通α。
内容は、5組の若者がハノイ~ホーチミン間をオートバイで縦断しながらゲームを行い、最終的な勝者を決めるという、かなり大掛かりなバラエティ番組。週一のレギュラーで放送は10回。ちょっと面白そうだ。
ただ、出演者・スタッフは全てベトナム人。放送もベトナム。んじゃ、日本人が絡まなくてもいいじゃん、と思うのだが、HONDAさんの意向で"日本で放送しているような番組作りをして欲しい"のだそうだ。日本とベトナムでは、テレビ番組の作り方がそんなに違うのだろうか?(これは後で痛いほど知ることになるのだが・・・。)

オートバイの国

ホイアン

成田を出発して約5時間。ハノイ・ノイバイ空港に到着。そこから車で1時間、ハノイの街に入る。
空港近くでは気が付かなかったが、街に近づくにつれ、オートバイの数が増えてくる。その数は半端ではない。ベトナムは正に「オートバイの国」だ。

番組を制作するのは「BHD」という制作会社。ベトナムのテレビ業界では有名な会社で、ドラマやゲームショーを制作しているという。
打合せはゲームの内容とロケ場所の設定がメインのテーマ。
ただ、打合せをしていて気になったのが「センサーシップ」という言葉。社会主義のベトナム、おまけに今回番組を放送するのがVTVというベトナムの国営放送なのである。放送前に、そこの番組担当に見せて「これは放送出来ない」と言われたら、本当に放送出来なくなってしまうのだそうだ。現に23本の番組を作って、実際に流れたのは10本だけだったという例もあるそうで。
でもベトナム人が作る訳だし、その辺は大丈夫だろうとその時は思ったのだが・・・。 (これも後で、すっごい痛い目にあわされることになる)

大ロケハン

ハロン ロケハン船上にて

こうして1泊3日の強行スケジュールで行われた打合せが終わった。その4日後に僕はまたハノイの空港に降り立った。ロケハンである。2週間掛けてベトナムの北部・中部・南部を車で廻るのだ。今回のメンバー-僕の他に3人。カメラを担当してもらう岩松、ゲーム担当の遠藤と中勢。そしてベトナム側から監督、撮影監督以下12名が参加。

総勢16名の大ロケハンが始まった。予選を行う会場から下見を行い、北部ではランソン、ハロン、ハイフォン。中部はクワンチ、ビン、ダナン、ホイアン、ニャチャン。そして南部はダラットとゴールとなるホーチミン。移動距離は約2500km。どこでどのゲームを行うか?採点方はどうするか?ホーチミンで最終的な打合せを行い、決められることは全て決め日本に戻った。そして・・・、その5日後、僕はまたハノイの空港に立っていた。ロケである。

仕上げの立会いも含め、50日の長期出張。この時、すでに地獄の入り口に立っていたのを、その時の僕は知る由もなかった・・・。以下ロケ偏につづく。

ダラット

ダラット

ニャチャン

ニャチャン

ホイアン

ホイアン

ホイアン

ホイアン

ホーチミン ベンタイン市場

ホーチミン ベンタイン市場

ホーチミン ベンタイン市場

ホーチミン ベンタイン市場

ミーソン遺跡

ミーソン遺跡

世界遺産 ハロン湾

世界遺産 ハロン湾