ディレクター熊﨑心2019年入社第2制作部

子どもの頃からの好き!を仕事に昭和のバラエティでギリギリを責める!

Career step Case Director

Career step Case Director
学生時代
入社1年目
入社2年目
入社3年目
将来の自分

学生時代

テレビ番組を制作する仕事に就きたいと思い、そのために履歴書でアピールできるように様々なアルバイトを経験する。テレビ局はもちろん、大手広告代理店のインターンシップに参加したりもした。特に辛かったのは婚活パーティでカップルを成立させる、というアルバイト。どうしたらいいのか分からず苦しんだ。だが結局これも今ではネタとして役立っている。

入社1年目

NHK総合『チコちゃんに叱られる!』に配属され、アシスタントディレクターとして奔走する。企画のネタ出しもさせてもらい、とにかく楽しかった!自分が考えた企画が奇跡的に通り、木村多江さんがVTR出演してくれたのが最高の思い出。辛かったのは「イカの画像を探せ」と言われて、どんなに提案しても「これじゃない!」と言われ続けて途方に暮れたことくらい。

入社2年目

バラエティ番組のアシスタントディレクターになり先輩の厳しい指導にあう。時に指導は2時間にわたることも。心底辛いと感じたが、周囲に相談に乗ってもらい乗り切った。「辞めたら負けだ!」という闘志が燃えた。この経験があったから後輩にも周囲の人にも優しい自分でいたいと改めて思うようになった。ここまで挫折知らずだったので、いい勉強になった。

入社3年目

現在も人気で特番が放送されるフジテレビ『自由気ままに2人旅』の奥多摩編に参加。小泉孝太郎さん、ムロツヨシさんが素敵で感動。ロサンゼルス編では得意の英会話を活かして大活躍!この頃、アシスタントディレクターからディレクターとしても仕事をするようになる。VTRを作るのにペアではなく、一人で考えるようになり少しずつ新たな責任感が芽生える。

将来の自分

とにかく人を笑わせたい!自分自身が笑うことが大好きで、笑っていると幸せになれる。だから私がおもしろいと思うことを私の考える笑いのカタチにして、たくさんの人を笑わせたい。将来は、私が企画・演出をした番組を見た視聴者が、その時に感じていた嫌なことを、ぜーんぶ忘れて、心の底から笑ってしまう。そんな番組を創るディレクターにゼッタイになる!

現在の仕事について

昭和のバラエティが大好き!

昭和のバラエティが大好き!

バラエティ番組のディレクターをしています。予算がない番組ではアシスタントディレクターの役割もします。今、ニコニコチャンネルの『IKINOKORI~太田プロサバイバルバトル~』のディレクターをしています。太田プロ企画で何かできないかという打診をいただき、企画から考えました。予算が少ないので私がリサーチからロケ撮、ロケ、収録、編集等すべて行っています。師匠であるディレクターの方に入っていただいて、毎回、自分たちが「面白い!」と思うことを自信をもって収録しているので、大変ですがすごく楽しいです。私は昭和のお笑い番組が大好きで、現在の地上波ではアウトのような下ネタギリギリの笑いが好きなんです。この番組ではその世界観を存分に発揮して企画を立てています。画面に表示されるテロップも手書きの昭和感あふれるものにしたりして。そんな自分の“好き”を追求できている今は最高に楽しいです。

“好き”を武器に!自ずと道は拓ける

“好き”を武器に!自ずと道は拓ける

母親が私に輪をかけてお笑いが大好きで、子どもの頃から一緒にテレビを見ていました。“好き”を仕事にしたいと思っていて、英会話も得意で大好きだったので英語に関わる仕事も良いなあと思った時に「テレビの仕事をすれば英語も使える」と思い、そこからはとにかくテレビ業界に就職するにはいい大学を出ないといけないと思って勉強を頑張りました。履歴書でアピールできるものが必要だと思い、関西の大学に通っていた時に和歌山県の有田みかん大使をしたり朝日放送でアルバイトをしたりしました。
共テレの面接を受けた時に「ゼッタイ私に合う!」と思いました。フジテレビで『IPPONグランプリ』という、お題を出されて面白いことを言う大喜利番組があるのですが、面接がその形だった(笑)。それで私の答えにズラリと並んだ面接官の方々が爆笑したんです。「もう絶対ここで働きたい!」と思い「奴隷ADとして頑張ります」と言いました(笑)。
私は“好き”を仕事にしました。好きってすごい力になると思います。そしてそれは自分の武器になる。だから学生時代から、たくさんの好きを見つけてください。そうすれば自ずと道は拓ける!そう思います。