ディレクター熊﨑心
子どもの頃からの好き!を仕事に昭和のバラエティでギリギリを責める!
Career step Case Director
現在の仕事について
昭和のバラエティが大好き!
バラエティ番組のディレクターをしています。予算がない番組ではアシスタントディレクターの役割もします。今、ニコニコチャンネルの『IKINOKORI~太田プロサバイバルバトル~』のディレクターをしています。太田プロ企画で何かできないかという打診をいただき、企画から考えました。予算が少ないので私がリサーチからロケ撮、ロケ、収録、編集等すべて行っています。師匠であるディレクターの方に入っていただいて、毎回、自分たちが「面白い!」と思うことを自信をもって収録しているので、大変ですがすごく楽しいです。私は昭和のお笑い番組が大好きで、現在の地上波ではアウトのような下ネタギリギリの笑いが好きなんです。この番組ではその世界観を存分に発揮して企画を立てています。画面に表示されるテロップも手書きの昭和感あふれるものにしたりして。そんな自分の“好き”を追求できている今は最高に楽しいです。
“好き”を武器に!自ずと道は拓ける
母親が私に輪をかけてお笑いが大好きで、子どもの頃から一緒にテレビを見ていました。“好き”を仕事にしたいと思っていて、英会話も得意で大好きだったので英語に関わる仕事も良いなあと思った時に「テレビの仕事をすれば英語も使える」と思い、そこからはとにかくテレビ業界に就職するにはいい大学を出ないといけないと思って勉強を頑張りました。履歴書でアピールできるものが必要だと思い、関西の大学に通っていた時に和歌山県の有田みかん大使をしたり朝日放送でアルバイトをしたりしました。
共テレの面接を受けた時に「ゼッタイ私に合う!」と思いました。フジテレビで『IPPONグランプリ』という、お題を出されて面白いことを言う大喜利番組があるのですが、面接がその形だった(笑)。それで私の答えにズラリと並んだ面接官の方々が爆笑したんです。「もう絶対ここで働きたい!」と思い「奴隷ADとして頑張ります」と言いました(笑)。
私は“好き”を仕事にしました。好きってすごい力になると思います。そしてそれは自分の武器になる。だから学生時代から、たくさんの好きを見つけてください。そうすれば自ずと道は拓ける!そう思います。